巷を騒がせるAIたち
国内でコロナが落ち着いてきた頃から、代わりに目にするようになったAIサービスに関するニュースの数々。例えばStable DiffusionやChatGPTなどがそう。技術的なニュース自体は、以前からITメディアで度々取り上げらてはいたけど、その殆どは「技術的」であったり「研究的」な話であることが多かった。それが、今ではWebサービスとして誰もが触ることの出来るものとして、どこのメディアもAIに関するニュースをこれでもかと言うほど取り上げている。この話は国内に限った話ではなく、世界中でAI技術とそれを用いたサービスが巷を賑わせている。
では、これらのニュースが良いものか?悪いものか?と問われたら、現状は何とも言えない状況だ。AIの技術革新に対して多大な期待を寄せている人もいれば、一方では不安や危険視している人もいる。人類に対して安全であるか?と、サービスの提供一時停止を求める著名人も多い。
新しい技術に対して不安や恐怖を覚えるのは決して不思議な話ではない。けれども、まるで突然現れたモンスターに恐怖するかのように怯える人がいたとしたら、それはAIに対して理解が不足しているからだと思う。今世間を騒がせているニュースの大部分はChatGPTをはじめとしたAI技術を用いたサービスだけど、AIに関する研究なんて何十年も昔から行われていたことであり、そこまで多くニュースにならなかっただけで、技術・研究的な話であれば以前からメディアに取り上げられてはいた。
しかし、そういった話に興味の無い人にとっては、AIが突如として現れたモンスターのように感るのかもしれない。そして無条件に「No」と拒絶する。
AIの存在する世界で
なら、君はどう思っているのか?と問われたら
私は「Yes」と答えるだろう。
産業革命によって工業が大幅に発達し、インターネットにより情報が縦横無尽に飛び回るこの世界。そこにAIが加わることで、間違いなく世界はまた1歩変わるだろう。
とはいえ、AI技術を用いた各種サービスがどれだけ素晴らしいものだったとしても、まだまだ未熟な代物。それは、根っこの技術ベースの話ではなく「社会的」な話としてだ。また、多くのAIサービスは企業によって公開されているものであり、決して中立的なものではない。企業というのは利益を求めるもの。
また、ChatGPTを開発したOpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏のように、その分野について大変詳しい立場にある人物でも恐怖を感じている者もいる。これまで人類が開発してきた中で「AIが最も偉大なテクノロジーになるだろう」と言う反面、「AIにおける潜在的な脅威はそう遠くはない」とも認識していらしい。そのためにも、AIに対してルールを設けるべきであることを表明している。
これには、私も賛成だ。
人類の歴史は様々な技術を発明してきた。その度に多くの問題に直面してきたけど、そこに一定のルールを設けることで、人間社会というものを守り繁栄させ続けてきた。
それは、AIによる技術革新でも同様だろう。
このサイトの目的
AIによる技術革新は大歓迎だけど、それによって荒廃した世界が未来に待っているのだとしたら、「No」と両手を突き出すだろう。そのような未来へ進まない為にも、私も含めて一人一人がAIについて理解を深めるべきだと思う。
- 私にとってのAIとは何か?
- AIにとっての私とは何か?
それを知り理解をするためにも、AIに関して単純な技術ベースの話だけでなく、AIを用いた技術やサービスがどういったものなのか?どういったことが出来るのか?これらについて勉強をしていく。
コメント
こんにちは、これはコメントです。
コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント」画面にアクセスしてください。
コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。